新NISAの話(成長投資枠編)

新NISAの話の続き、昨日はつみたて投資枠について書いたので、今日は成長投資枠について書きます。

 

成長投資枠も、インデックス投信の購入を推奨するコラムをみかけました。

素人が自己流でポートフォリオを組むより、インデックス投信積立がラクでパフォーマンスが安定する可能性は高いのでしょう。基本的に異論はありません。

ただ、個人的には自分であーだこーだと考えること自体が楽しみなので、個別銘柄も買うつもりです。いま特定で保有していて、買い増したいと考えていた銘柄がいくつかあるので、配当利回りが高めで、今後も期待できそうな銘柄の購入を考えています。

もちろん損益通算出来ないことは悩ましいですが、新NISAになって期限なし、枠の復活も可能と変更がありましたので、旧NISAより利益を出し続ける難易度は下がったのではないでしょうか。

 

また、「特定口座や旧NISAの保有株式を一度売却して新NISAで買い直すべきか否か」という議論もよく見かけます。

新NISAの枠は早く、大きく使えというようなアドバイスがある一方で、特定で大きく益が出ている場合は売却せずに税の繰延効果を取るべきというアドバイスもあるので、悩むこともあるのでしょう。

個人的には、それぞれにあるメリットをわざわざ途中で投げ出す必要もないと思うので、「新NISA用の投資余力を作る」ための売却ではなく、今までどおりの考えに沿って売却のタイミングがきたら売却して、確保できた余力は新NISAに回していこうと考えています。

 

利用しがいのある制度になった新NISA、それぞれに合ったスタイルを学んだり探したりしながら、楽しく活用していきたいですね。