外貨定期預金と金利の動き

金融政策決定会合が終わり現状維持の方針がニュースに流れ、本日後場から日経平均は上昇。終値は33,219.39(前日比+460.41)と反発し、ドル円も144円台まで戻りました。

 

資産の分散のひとつとして、ドルを少し持つようにしています。

FXで益を出すことはまったく目的にありません。ドル建てで何かアクションを起こしたいと思ったとき、その場の為替レートで判断をためらわないよう、事前に少しづつドル転しているという感じです。

 

では現時点での保有ドルの状況はというと、1割が債権、3割が株とETF。少々面白みがないですが、6割は定期預金です。

ここしばらくは金利が高かったので、気が向いたときに円から預入キャンペーンなどを使ってドルにして、満期後も1年もので再預入としていたら随分割合が増えていました。

あと、金利の動きが面白くて預入頻度が増え、結果的に額面も増えていたというのもあります。

私の使っている住信SBIネット銀行に限って言うと、2023年の間にも1年もので4%から5%超へ上がっていきました。0.1%でもあがれば大騒ぎな日本円定期では考えられないほど動きがダイナミックで、面白くなってしまったのですよね。

一番金利が高かったのは、2023年10~11月あたりの1年もの5.4%かと思います。

ちなみに本日、12月19日には同5.1%に下がっており、米国金利が下げ局面を迎えていることを実感しています。

 

ところで、来年は米国金利は下がる見込みで、そうしたらドル安に進むというのが一般的な予想でしょう。

そうなったとき、外貨定期に数%の金利がつこうと、日本円に換算してそれ以上に損失がでることは往々にしてあります。それを忌避して、外貨定期なんて愚かしいという意見も理解はします。

繰り返しになりますが、個人的にはFXで益を出すことは目的ではありません。ドルにはドルの使い道があります。定期預金の金利が4%を切ったら、株かETFを外貨建てで買おうと思っています。

あーだこーだ考えるのは楽しいですね。